05. 子音の発音 (2)



文章による説明 音声による説明 自分で解く練習問題 文章問題はありません



 この課では子音の発音の後半を学びます。ドイツ語は英語やフランス語と比べて発音がきれいではない、もっといえばきたないといわれます。 その理由のひとつはやたらと [ザジズゼゾ] とか [シュ] などという音がおおいせいかもしれません。ここではこの s 系統の発音を学びます。

 1. s のあとに母音があるとかならず [ザジズゼゾ] のように濁らせて発音します。しかし s がふたつのあとでは濁らずに [サシスセソ] となります。

 2. ss と ß はおなじ発音で同じ意味なのですが、使い分けがあります。これはかならず覚えて下さい。

短母音のあとでは ss を使い、それ以外では ß を使います。

 3. 単語の先頭にある sp- あるいは st- はそれぞれ [シュプ] [シュト] と発音します。



Übrigens... ~ それはそうと・・・


 ドイツ語で "übrigens" とは[イーブリゲンス]と発音し「それはそうとして」という意味の副詞で、話題をかえるときに用います。ここらでちょっと雑談を・・・という息抜きのページへご案内します。