この課では子音の発音の後半を学びます。ドイツ語は英語やフランス語と比べて発音がきれいではない、もっといえばきたないといわれます。 その理由のひとつはやたらと [ザジズゼゾ] とか [シュ] などという音がおおいせいかもしれません。ここではこの s 系統の発音を学びます。
1. s のあとに母音があるとかならず [ザジズゼゾ] のように濁らせて発音します。しかし s がふたつのあとでは濁らずに [サシスセソ] となります。
2. ss と ß はおなじ発音で同じ意味なのですが、使い分けがあります。これはかならず覚えて下さい。
短母音のあとでは ss を使い、それ以外では ß を使います。
3. 単語の先頭にある sp- あるいは st- はそれぞれ [シュプ] [シュト] と発音します。
ドイツ語で "übrigens" とは[イーブリゲンス]と発音し「それはそうとして」という意味の副詞で、話題をかえるときに用います。ここらでちょっと雑談を・・・という息抜きのページへご案内します。