04. 子音の発音 (1)



文章による説明 音声による説明 自分で解く練習問題 文章問題はありません



 この課では子音の発音の前半を学びます。子音の発音も母音と同じようにローマ字どおりに発音していいものもありますが、そのようにはいかない単子音(子音ひとつだけのもの)と複子音(異なった2つ以上の子音が組み合わされているもの)があります。複子音のなかでもっとも気をつけたいのは ch の発音です。

 1. Achlaut の ch は [ハ] [ホ] [フ] あるいは ch のあとに母音がくれば [ヘ] と発音します。これは ch の前にある母音が a, o, u, au の場合には必ずこう発音されます。

 2. Ichlaut の ch は [ヒ] と発音します。 ch の前にある母音が a, o, u, au 以外の場合 ( たとえば i, e や複母音、ウムラウトのついた母音、つまり変母音 ) および子音の後には必ずこう発音されます。

 3. 外来語に使われている ch は以上の例とはことなり、[カ] 行の発音になったり、[シ] と発音されます。これは次の課の外来語のところで学びます。

 Christ [クリスト] キリスト
 Chef [シェフ]  上司、(料理の) シェフ



Übrigens... ~ それはそうと・・・


 ドイツ語で "übrigens" とは[イーブリゲンス]と発音し「それはそうとして」という意味の副詞で、話題をかえるときに用います。ここらでちょっと雑談を・・・という息抜きのページへご案内します。